Niobe ニオベ にーこ
2008年9月2日生まれ。
その年の11月28日にスウェーデンより来日。
近年になり、Niobeの出身ケネルの子孫が日本に入ってきたようです。
私が15年以上前に「良いな」と感動し、交流を続けてきたヨーロッパケネルのライン。時を経て認知されてきたのかも知れません。
ドッグショー会場で見た、ヨーロッパ産ターヴの美しさにすっかり魅了され、ヨーロッパのターヴについて調べるようになりました。調べれば調べるほど、ヨーロピアンタイプの美しさに心を奪われ、いつか自分もこんな美しいターヴがほしいと思うようになりました。
ヨーロッパには大小たくさんのケネルがあります。
そんな中で私の好みにぴったりだったのが、Niobeのお里でした。
派手な宣伝などをしているケネルではありませんが、堅実な犬作り、ブリーディングセンス、そして何より、エレガントで美しい犬を作出しているアットホームなケネルです。
このケネルが生み出したラインは目を見張るものがあります。数年間にわたり交流を深め、念願かない2008年にNiobeを譲っていただきました。
驚いたことは気質の良さと美しさでした。ターヴは難しい気質が多いと感じていたのですが、Niobeはとてもおおらかでフレンドリーでした。
そして、仔犬の頃から際立つ美しさの顔立ちでした。成長と共にとても美しいターヴになっていきました。
残念なことに交配はしませんでした。
交配を考えて準備はしていたのですが、先住犬ルーシュの病気がわかったのです。
その先にある闘病や介護を考え、Niobeのパピーたちではなく、ルーシュに寄り添うことを選びました。